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キトサンとは

キトサンはカニの甲羅やエビの殻に存在している多糖類の一種です。他にも昆虫の外皮、キノコの細胞壁などにも含有されていますが、カニやエビには多く含有していると言われています。

キチン・キトサンについて

キチン・キトサンとは

キトサンはキチン・キトサンとも言われていますが、実はこの二つには少し違いがあります。カニやエビの甲羅や殻にはタンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。キチンはこれらを取り除いたものを精製したものを指します。そしてキチンを加熱して濃いアルカリ溶液に漬け込み、それを化学処理したものがキトサンということになります。

 

つまりキトサンになる前の段階がキチンというものなのです。またキチンの状態では水や酢に溶けませんが、キトサンになると水には溶けませんが酢には溶ける性質となります。つまりキトサンは水には溶けず、胃酸には溶ける性質を持っている動物性食物繊維なのです。

キチン・キトサンの研究

まずキチンというネーミングはギリシャ語の封筒という意味で、これはフランスの科学者が名付け親です。キチン・キトサンの研究は大々的にスタートする前から行われていましたが、1970年代にアメリカでスタートした「未利用生物資源の活用」の1つとして本格的な研究が始まりました。

 

1980年代には日本でもキチン・キトサンの研究がスタートしています。カニやエビなどの中身を缶詰や冷凍などに加工した後の甲殻部分を有効に使うことができるキチン・キトサンに注目されるようになったのです。その後キチン・キトサンは、畜産餌料や汚水処理に利用されたり、医療用の人工皮膚、手術用の縫合糸などのいろいろな分野で活躍しています。

 

キトサンの特徴

コレステロール値を下げる

血液中のコレステロールは胆汁酸の原料となります。肝臓で胆汁酸になると小腸へ分泌されていきます。そしてその中の一部分は再吸収されて肝臓に戻るのです。キトサンは消化管内で胆汁酸を吸収したり、再吸収を抑える働きがあるため、不必要なコレステロールを便と一緒に排泄します。またキトサンによって血中コレステロールが活発に使用するため、悪玉コレステロールの低下も期待できるのです。

脂肪の蓄積を防ぐ

カロリーの取りすぎ、運動不足などいろいろな原因で脂肪が増えていきます。肥満には皮下に脂肪が溜まってしまう皮下脂肪型肥満と、内臓の周辺に脂肪が溜まってしまう内臓脂肪型肥満があります。特に内臓脂肪型は生活習慣病が原因が多く健康リスクが高まるため注意しなければなりません。

 

キトサンは小腸内の脂肪を吸着し体外に排出させ、余分な脂肪の吸収を防ぐ働きがあり、肥満予防にも働くと言われています。

高血圧を予防する

高血圧の原因はストレス、喫煙、運動不足、食塩の摂りすぎなどと言われています。食塩の主成分であるナトリウムは細胞の水分をコントロールしますが、ナトリウムの量が増えてしまうと水分バランスが崩れ、血管の壁が膨張し血管の中が狭くなってしまうのです。

 

このようなことからも塩分の過剰摂取は、高血圧の大きな原因と言われています。高血圧が続いてしまうと血管がもろくなり動脈硬化や脳卒中、脳梗塞の原因にもなるのです。キトサンには高血圧の原因となる塩分を吸着し、排出する働きがあるため血圧の上昇を防ぐ成分として注目されています。

免疫力を高める

免疫に大きく関わる免疫細胞は、体内に入ってきたウイルスや細菌をキャッチし、関係する免疫系に警告する働きがあります。またこれらの外敵を免疫細胞に取り込み、酵素で殺菌処理するという働きもあるのです。キトサンはこれらの免疫細胞の働きを活性化させる働きがあり、自然治癒力が向上し強い体をつくるサポート効果もあるのです。

解毒作用

現代はダイオキシンなどの環境汚染物質や食品添加物など、有害物質は避けたくてもなかなか避けられません。有毒物質が溜まっていくと、いろいろなトラブルが起こる原因となります。キトサンはこのような有害毒素を吸着し、体の外へ排出するというかたちの解毒作用があるのです。

抗菌作用

キトサンは抗菌作用も強く、繊維などの抗菌加工にも使用されています。

生体適合性

キトサンは人間の細胞となじみやすく、皮膚の病気の治癒効果を高める働きがあることから医療分野でも活躍しており、手術用縫合糸や人工皮膚などにも使われています。

その他

他にも成型性にも優れている特徴を生かし、繊維やフィルムに使われたり、保湿・保水性があることから化粧品やヘアケア製品にも使用されています。

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